カンタス・ヘリテージ・コレクション

カンタス・ヘリテイジ・コレクションはカンタス航空の輝かしい歴史を展示する博物館です。シドニー空港国内線13番ゲート付近のターミナル3の中二階に位置しており、月曜から金曜日の午前9:30~午後4:30まで(祝日は閉館)どなたでも無料で入場できます。
カンタス・ヘリテイジ・コレクションは、航空機が離着陸する様子が見える位置にあり、窓からその壮観な姿をお楽しみいただけます。
コレクションは、ご搭乗されたお客様やエアラインスタッフから寄贈された品を含む、歴史的意義のある思い出の品やゆかりの品々がおよそ1000個展示されています。
1000平方メートルの展示室は、カンタス航空を退役した15人のボランティアスタッフにより、数多くの品々から、展示物の選定、分類、目録作成や保存などがなされ、完成しました。展示を眺めながら、カンタス航空の歴史を辿っていただけるようになっています。

主な展示物
- オーストラリアの発明家として航空工学のパイオニアであるLawrence Hargraveの功績などを含む、航空の歴史における世界的に重要な発明を表現した、「Da Vinci to Sputnik」と名づけられた精巧な模型
- 1920年以降のカンタス航空の歴史資料の展示
- 懐かしいカンタス航空の制服
- 時刻表、チケット、メニュー、商業広告、社内報「Qantas Staff News」、過去に搭乗した著名人の写真などの記録史料
- カンタスの過去と未来の発展を知ることができる観賞用DVD
- ナビゲーション装置、初期の機体などの歴史的な物品
- 1920年代にオーストラリアのアウトバックにて就航していた機体で使用されたエンジン
- 初期の機体のコックピットのパイロット用藤椅子と乗客用の座席